部屋の乾燥が気になりだして、早数ヶ月。 妻の咳が日に日に酷くなってきたので加湿器を買うことに決めた。

一言で加湿器と言っても、様々な種類がある。

  • 超音波式
  • 加熱式
  • ハイブリット式
  • 気化式
超音波式

超音波の振動によって水を霧状にして、ファンで空気中に放出して加湿する。
ヒーターレスで消費電力が少ないのが特長。
ただし、除菌機能がないモデルは、水中の雑菌も空気中に放出してしまう。
メリットは、電気代が安い。
デメリットは、水中の雑菌や汚れをそのまま放出する、まわりの家具などを濡らしたり、白い粉がついたりする。

加熱式

ヒーターで水を加熱して蒸発させ、その湯気をファンで空気中に放出して加湿する。
ヒーターを使うため消費電力は上がる。
メリットは、雑菌を放出しない、すばやく潤う。
デメリットは、電気代がとてもかかる、吹き出し口が熱くなる、湯気が結露したり、加熱部に白い粉がつく。

ハイブリット式(加熱気化式)

水を浸透させたフィルターに温風を当てて、気化させながら加湿する。温風を作り出すのにヒーターとファンを使う。
メリットは、雑菌を放出しない、すばやく潤う。
デメリットは、電気代がかかる。

気化式

気化式は、水を浸透させたフィルターにファンで風を当てて、気化させながら加湿する。ヒーターがないので、消費電力を抑えられる。
メリットは、小さな水蒸気粒子として放出、雑菌を放出しない、電気代が安い。
デメリットは、大量の風で加湿するため、運転音、本体サイズが大きい。

参考: 加湿機のかしこい選びかた方式の違い

さて、この中雑菌も放出してしまう超音波式は選択しないにしても、ハイブリット式と気化式で悩んでいた。 学生時代は研究室のサーバールームで寝ていたし、一人暮らしの部屋には Cisco のルーターを設置していたこともあり、ファン等の運転音は気にならない。 電気代も加熱式でなければ、誤差の範囲のはず。 兎にも角にも加湿能力があるものを買いたい。モノを一旦見てから買おうと思い、リアル脱出ゲームの帰りに家電量販店に足を運ぶ。

実は、Dyson Pure Humidify Cool なる製品が新発売されたのを知っていた。これは、空気清浄機と加湿器、扇風機が一緒になった優れもの。
一度 Dyson の空気清浄機を探していたときに、空気清浄機とヒーターと扇風機が一緒になったものを買うか検討したけど、ヒーターが消費電力が馬鹿げていたので見送った。今回はそのヒーターがない。これだ!という思いを胸に秘め、実物を見に行くと、新製品なこともあって、約 ¥90,000 と中々のお値段。妻もあまり乗り気ではない。得てしてオールインワン製品は大きくなるものだが、値段的には簡単には手が出ないので、違うモノを探す。

赤ちゃんを連れた夫婦が何やら加湿器を買っていた。どうやら Cado STEM 620 のようだ。お洒落だし、高い位置から噴霧されるのも良い。妻もテレビで紹介されていたと言う。最大 600ml/h という性能も良い。超音波式だけど殺菌能力はあるようだ。お値段は、約 ¥45,000。Dyson の半額近い。半分購入しかけたところでインターネットで口コミを見るとあまり評判がよろしくない。冷静になって現在の家の環境を思い浮かべると、ロボット掃除機の体当たりに耐えられるかも怪しい。ほかを探そう。

加湿器コーナーは季節柄大賑わい。至るところで加湿器が動き、人も蠢く。そんなところの空気が良いはずもなく、一刻も早くその場を去りたかった。 帰り際にツボのような大きい加湿器が出ていた。それが、Balmuda Rain で、その場では、へー、こんなのもあるんだ程度に思っていた。ふと、帰りの電車で調べてみると、気化式なことと最大 600ml/h なところが好印象だった。口コミも中々評判が良い。加湿器の給水が何より楽らしい。確かにこういった家電は運用が楽でないと放置してしまいがち。ズボラ夫婦の我々には運用が楽なことを最も優先すべきことなのではないか、と思い、急遽コレを買うことに決めた。電車の中だったので、その足でいつも利用する別の家電量販店に寄り、購入した。結果的にお値段は Cado より高く、Dyson より安い ¥50,000 程度と高い出費になってしまったが、形も気に入ってる。